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日本の平均寿命と平均年齢 3

JUGEMテーマ:社会問題
 
このブログで、これまでの2年半で最も反響が大きくかつ閲覧数の多いエントリが「日本の平均寿命と平均年齢」です。
09年の年末に好評だったので続編を、ということで「日本の平均寿命と平均年齢 2」というのを書いたんですけど、そこで「年金目的で家族が死亡届け出てない詐欺疑惑」がある、ということを指摘していたら、なんと!昨年、それを地で行っている犯罪が相次いで露呈。嗤えないということがありました。
111歳ミイラ化“名ばかり高齢者”他にもいる?
…まだまだ氷山の一角ではないか、と加藤はみています。やるなら徹底した調査を期待したいですね。

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さて、昨年たいへん話題になった本に藻谷浩介さんの「デフレの正体」という本があります。あの子飼弾さんも上半期ベストと評じています。

昨年9月18日、その藻谷さんがシンガポールにお越しになられた際に、氏を囲む勉強会があり、加藤も顔を出させていただき、その明朗かつ本質的な切り口にすっかり感化されました。

当ブログでも何度も書いてきていますが、日本国内の内需は今後どうやっても縮んでいきます。その理由は 日本が高齢化するからです。

景気がどうの、、というのは根本的な問題ではありません。歳をとると人間は概して購買意欲が衰える という摂理なのです。

いまの日本のほんとうの問題は「二千年に一度の人口の、高齢化の波」です。本書は、それを非常に解りやすく説いてくれます。

私たちはますます死ななくなっていきます。
平成21年簡易生命表によると、日本の男の平均寿命は79.59年、女の平均寿命は86.44年と前年と比較して男は0.30年、女は0.39年上回っています。そうこれまで書いてきたとおり、予定通り、実に順調にあがってるんですな。ちなみに1800年の欧米の平均寿命は40歳程度だったそうです。この200年で平均寿命はほぼ倍増した、ってことですね。

よのなかは、人口構成の変化とともに変わっていきます。
そして、大きな流れはもう30年くらい先までは見えています。必死の少子化対策でも講じれば、出生率は向上するかもしれません。日本の場合は、高齢者に富が集中しており、その彼らが自己の健康に投資するので、高齢化の更なる加速は確実でしょう。


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ここで大和総研さんのWebにある、米ジョージ・メイソン大学のゴールドストーン教授が、「フォーリン・アフェアーズ」(2010 No1)に寄稿した論文「世界を変える四つの人口メガトレンズ」にて指摘されている世界の人口トレンドをご紹介します。

これによると2010年の69億人から2050年には91億人!に増加するということです。(国連の人口推計2008年版の中位推計)

世界の人口は、今日も1分に152人、1日で22万人、1年で8千万人、増えています。世界中で1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれています。

そして世界の人口が増加することよりも、今後40年の間に起きる世界の人口構成の4つの歴史的変化が、21世紀の世界を大きく変えていくと言うのです。

それは、
(1)先進国経済の地盤沈下と途上国への経済パワーのシフト
(2)中国を含む先進国の高齢化
(3)イスラム諸国の人口増加
(4)途上国の急速な都市化 だそうです。

ちなみにこんなデータも ww
全世界の携帯電話の契約総数は50億とEricssonが推計?今も1日に200万ずつ増加


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では、それではこれから、私たちの星 地球は人間に埋め尽くされてしまうのでしょうか。
その答えは 否 です。

先日、加藤の盟友である田村耕太郎さんがダイヤモンドオンラインにて書かれていたコラムが、それを解りやすくまとめてくれています。

世界人口は減少へ!「一生現役」の時代が到来 (因みに僕は一生現役とか 思ってません)

人類の今世紀の最大のテーマは世界人口の縮小なのです。
つまり日本はその 課題先進国 というわけです。今後、あらゆる人々が直面する問題にいち早くぶち当たっただけなのですね。

少し前まで、途上国の「人口爆発」は深刻に懸念されていました。そしてそれらが食糧やエネルギーの持続可能性の脅威だと考えられていたのです。しかし今や世界は「人口破綻」をテーマに議論を始めている、ということなのです。

田村さんのこのコラムによると、
世界の人口は1750年から1950年までの200年間で10億人から30億人に増加したそうです。2000年までの、その後の50年で30億人から60億人に倍増しています。
この背景には
1.乳幼児死亡率の減少
2.食糧生産力の増加    そして
3.公衆衛生の改善   があったってことです。

そして、遂に
次の50年では人口増加のペースは半減するとみられる。国連以外の一部の予測では世界人口は2100年までに減少に転じると見ているところもある。】というのです。同感です。


この人口の減少現象は、顕著には現れないでしょう。

なぜならば、少子化以上に、いま日本で起こっている「高齢者のリッチ化→自身の長寿への投資」の傾向は、同様に世界中で進行すると思われるからです。

即ち、世界どこでも高齢化がはっきりと進行するのが、21世紀なのです。


ところで日本では給与所得者の平均年齢も何故か44.4歳という記事を見つけました。
いまの日本の平均年齢とほぼ同じ。実に興味深いですね。
給与破壊の衝撃
Posted by 加藤順彦ポール | comments(0) trackbacks(0)
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