主体的にやりたい、深く関わりたい と感じた商売への参画について

2020年10月25日

 

過去に草創期から個人として株式を取得して、その後上場を果たした会社が9社あったが、そのすべてのケースが、経営者がイケている と感じた会社だった。
・インターキュー (現・GMOインターネット 9449 東証一部) 1999年8月 JASDAQ上場
・ディジット(後にSBIホールディングスと合併  8473 東証一部) 2000年9月 ナスダックジャパン上場
・まぐクリック (現・GMOアドパートナーズ 4784 JASDAQ) 2000年9月 ナスダックジャパン上場
・おりこんダイレクトデジタル(現・オリコン 4800 JASDAQ) 2000年11月 ナスダックジャパン上場
・テイクアンドギヴ・ニーズ (4331 東証一部)  2001年12月 ナスダックジャパン上場
・デジタルアーツ (2326 JASDAQ) 2002年9月 ナスダックジャパン上場
・DeNA (2432 東証一部)  2005年2月 東証マザーズ上場
・ザッパラス (3770 東証一部)  2005年5月 東証マザーズ上場
・ソーシャルワイヤー (3929 マザーズ) 2015年12月 東証マザーズ上場
うちディジット、おりこん、ソーシャルワイヤーはエンジェル投資(出資)したタイミングで本体もしくは子会社の役員にもなってる。
もちろん出資時に、商売の内容もいいなー、と思った会社もあったけど、
この9社の中だと、それ感じたのは、インターキューくらいで、あとは(出資時の)商売の内容自体にはピンとこないものが多かった。
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僕はNIKKOを退きシンガポールに移って以降は、エンジェル事業家として、スタートアップの資本(マイノリティ株主)と経営(取締役)に参画してるけど、
これまでの
経営者がイケてる と感じた会社、
商売がイケてる、と感じた会社 への参画とは、別の価値軸で
僕自身が主体的にやりたい、深く関わりたい と感じた会社(商売)にも参画している。
これは2011年以降に採るようにした新しい選択肢だ。
具体的にいうと、 いまの参画先のなかでは
・Duckbill Entertainment PTE LTD
・Sanctuary Asia Holdings Pte Ltd
・株式会社DELLA
・ゴマブックス株式会社
が其れにあたると思う。
これらのなかには、商売としてはどちらかというと(どれとは言わんが)イケてないのもある。笑。
自分が、創り手として、
創りたい映画・映像をつくるために、
創りたいシェアハウスをつくるために
創りたい名刺入れをつくるために
創りたい書籍をつくるために
これらの会社に、自らのリスクをとって、参画している。
だから出資してるのは、むしろ自分のわがままを貫くための参加費くらいの勢いだ。
(そういう商売に参画するようになったのは、上手くはいかなかったけど、satisfaction guaranteedに混ざったことが強く影響してる、と思う。)
上記の4社も自分の創造欲の延長上なので、想いが前のめりだし、ライフワークっぽくなってくると、商売としてしっかり儲ける・利益を出すってあたりに、揺らぎやブレが生じないかが気がかりだ。
でも、モノやコンテンツ、サービスを創るって関わり方は、
己の生き様や価値観に向き合う醍醐味がある、と感じてる昨今である。