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「若者よ、アジアのウミガメとなれ」講演を終了します。

 

来年2020年以降に新たな生き方へシフトしていく手順のひとつとして、20代の若者(高校生、大学生、若手社会人)を対象に、2010年以来…この9年で100回以上実施してきた「若者よ、アジアのウミガメとなれ」講演を、既にオファー受けているものを最後に終えることを決めたので、ここにお知らせいたします。

 

演目「若者よ、アジアのウミガメとなれ」は、2009年から関西学院商学部の非常勤講師を委任されたことを機に始めた同窓在校生向けの講義を端緒に、2011年4月、当時の編集長湯川鶴章さんのご依頼で其れをTechwaveに文字にした文章 https://techwave.jp/archives/51648514.html  につけたタイトルをそのまま8年以上使ってきました。

 

 

講演を始めた当初の僕が感じてたのは、

果たして大学生だった頃の自分であれば、40過ぎたおっさんの説教のような体験談を聴いただろうか、ということでした。

 

きっと抹香くさいし、押しつけがましく、面倒に感じることだろう、と。

だから、成功譚というか…上手くいったことよりも、失敗したこと、忸怩たる心境に至ったこと、派手に転んだこと等で得た気付きをシェアしよう、と思って構成を組みました。

 

加えて、お話ししながら常に気にしてたことは、時代のムードを伝えることができるか、という点でした。

「若者よ、アジアのウミガメとなれ」は僕の半生で起こった事象と共に進行していきます。 其の流れには、90年のバブル崩壊、インターネット黎明とビットバレー、2000年以降5年のネットベンチャーの上場ラッシュ、そしてライブドアショックからの中国ネット経済の台頭、東南アジア経済の爆発的成長といったマクロの変化とシンクロします。

 

 

お聴き頂いている皆さまにそれら【少し前の時代の出来事】に想いを馳せつつ、僕の伝えたいこと=若者に成長著しい時期の東南アジアに出てほしい願わくばアジアのウミガメ起業家になってほしいということが少しでもハラおちしてもらえれば、と願いつつ、講演の回数を重ねてきたのです。

 

 

********

時は経ち、僕は52歳を迎えました。年齢はシニア区分となり、大学生たちの親世代となりました。

僕自身が大学生の時分には、親以上の歳の人には親しみはなかったので、きっと今の大学生も当然にそうだと思うのです。

 

若い世代のエンジェル投資家が、近年にたいへん増えたことも大きな変化でした。

僕がシンガポールに移り住んだ2008年、シンガポールには日本人の営む在外スタートアップに投資している人もベンチャーキャピタルもいませんでした。9年で30人を超える若者(出資時)の起こす東南アジアスタートアップの資本と経営に参画を繰り返す間に、取り巻く環境は大きく変わっていき、 …翻って2019年の今は見違えるほどの規模になったエコシステムが稼働しています。とても喜ばしいことだと思います。

 

◆ ご参考: 参画先YOYOの深田洋輔さんが(僕が同名の著書を上梓した際に)往時を振り返ってくれています。

http://fukadayosuke.blogspot.com/2016/11/blog-post.html

 

 

25歳で起業した僕自身が30そこらのイケイケ社長だった頃には、2周り上…50歳超のパイセン経営者には憧れや畏敬こそあれ、経営を相談したいとは思ってませんでした。このタイミングでウミガメ講演を終えるのは、僕が昨年からエンジェル投資を停止してる事情と重なっています。

 

また別のエントリなどでもご紹介してきたように、僕は2017年から大阪の家業を承継しており、今年以降の13年間で家業を世界一にすることに集中すると決め、準備を進行しています。

人生の時間は限られてます。新しいことに挑んでいくには、取り組みを入れ替えていくことが必要です。ちょい寂しいですが、節目がやってきたということでしょう。

 

世の中は若者が変えていく、という僕の背骨は19歳の頃からずれていません。むしろ想いは強化されてます。 今日、たまたま読んだヤフー安宅さんの熱い講演にこんなくだり があります。『大きな革新の多くは若者によって行われてきた。こういった人を引き上げ、育ててあげることが大切』 『企業の成長の7割以上が市場で決まるということだ。とにかくトレンドに逆行してはいけない。経済の中心がアジアに移り、あらゆる産業がデータ化されアップデートされるのが真実で、そこにかけるべき』 ほんとその通りなのですよ。 

 

さて「若者よ、アジアのウミガメとなれ」ですが、6月8月9月と残すところ6回あります。全力で取り組んでお終いとします。

6月10日 関西学院大学 

6月11日 関西大学 

6月15日 早稲田大学 

8月22日 琉球大学

9月3日 龍谷大学  (シンガポール研修)

9月12日 GENTENインターン in Singapore

もしこのエントリを読んで聴いてみたくなったら↑教室に紛れ込んでみてください(非推奨)。 

 

 

終わりは始まり。

僕が「ウミガメとなれ」と日々煽らせていただく対象は、これまでの若者から…6月以降はシニア層(アラフィフ〜アラセブ)へと変更していきます。

 

ただアレです。若者にはアジア起業を勧めてきました!が、‬  シニア層の皆様にそれは唱えませ〜ん。新たな勧めを楽しんで受け容れてもらえれば、と思っています。

Posted by 加藤順彦ポール | comments(0) trackbacks(0)
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